中小建設業の経営改善のヒントをレポート致します。
株式会社アイユートの服部がお届けいたします。脱!どんぶり勘定を実践した会社様の様子をお知らせする事で、少しでも皆様方の経営改善のお役に立てればと発行させて頂きます。
第13回は 資金繰りの改善2です。前回(NO.7)は資金繰り表作成の効果を中心のお話でした。今回は改善方法のお話です。
入金>出金、重要な式です。つまり入金より出金が多ければ資金繰りが詰まり倒産です。でもご理解されていない社長によく出会います。
①景気が悪くなるので早く借金を返さなければ
②今期は借入金の返済をしたので赤字だ。
①景気が悪くなるので早く借金を返さなければ
②今期は借入金の返済をしたので赤字だ。
借入金を返せば手持ちのキャッシュが減る(出金)だから亀井大臣が金融円滑化法案で返済条件の緩和で資金繰りが当面楽になるように政策を打ち出した訳です。又借入金は負債です。返済すれば預金(資産)が減るわけで損益計算とは関係ありませんが、誤解をしている社長が多く存在するのも事実です。
本題の資金繰り改善の話に戻ります。入金>出金の公式を頭に入れ、入金を増やす事がまず資金繰りを改善する方法です。具体的に
①売上を増やす。あたりまえですが、ここに売掛金と言う存在がありますので売上増加と共に売掛金を早く回収する事(建設業の場合請求書の発行が遅く回収遅れの原因と元請先の回収条件の悪い先に要注意です)又売掛金の回収に関心が薄い会社も有り再請求等未収金対策を万全にする事が重要です。
②資産の流動化です。固定資産の売却(不要資産の換金です)見直すと普段使っていない資産がお金に変わるケースがあります。又保険積立金の解約等も有効な手段です(解約時にプラス雑収入が加算される事もある)
①売上を増やす。あたりまえですが、ここに売掛金と言う存在がありますので売上増加と共に売掛金を早く回収する事(建設業の場合請求書の発行が遅く回収遅れの原因と元請先の回収条件の悪い先に要注意です)又売掛金の回収に関心が薄い会社も有り再請求等未収金対策を万全にする事が重要です。
②資産の流動化です。固定資産の売却(不要資産の換金です)見直すと普段使っていない資産がお金に変わるケースがあります。又保険積立金の解約等も有効な手段です(解約時にプラス雑収入が加算される事もある)
③増資で資本金を増やす事も個人のお金が会社の資金に変わり会社のキャッシュが多くなる訳です。そして最初に申し上げた
④借入金の増加です(名古屋人は借入するのが嫌いの方が多いようですが)長期借入金が出来ればこれも入金の増加です。
④借入金の増加です(名古屋人は借入するのが嫌いの方が多いようですが)長期借入金が出来ればこれも入金の増加です。
⑤又少人数私募債で社長の縁故関係、会社関係者から資金の調達する方法もあります。
⑥新しい融資の形として流動資産担保融資制度(売掛債権や棚卸資産を担保とした別枠借入)が保証協会等で取組みが始まっています。
但し商工ローン等の高利の資金調達は低利の銀行返済に苦しむ現状から悪い結果が予測される事、銀行信用面の低下からもお止め下さい
但し商工ローン等の高利の資金調達は低利の銀行返済に苦しむ現状から悪い結果が予測される事、銀行信用面の低下からもお止め下さい
逆に出金を減少させる事が当然資金繰りを良化させる事になります。
具体的には①経費の削減(特に原価の低減)一般的に経費の削減のお話がよく出ますが、電気代、高速料金等の削減は全体支出額の割合が低くムダを無くす精神は重要ですが、資金繰りに与える影響は少ないです。人件費のカット以外は販売管理費の削減効果は薄いと思います。此処では建設業の場合工事原価の比率が高い訳ですから、実行予算、発注金額など工事支出の低減策を考えた方が、圧倒的に効果が高いと言えます。
具体的には①経費の削減(特に原価の低減)一般的に経費の削減のお話がよく出ますが、電気代、高速料金等の削減は全体支出額の割合が低くムダを無くす精神は重要ですが、資金繰りに与える影響は少ないです。人件費のカット以外は販売管理費の削減効果は薄いと思います。此処では建設業の場合工事原価の比率が高い訳ですから、実行予算、発注金額など工事支出の低減策を考えた方が、圧倒的に効果が高いと言えます。
②在庫を減らす方法等も見直しをして在庫圧縮が出来ればその分支払が減り資金繰り効果があります。
③支払条件の変更により支払債権を延長する事もありますが、信用面で大きな混乱が起きる事も予測され従来先にはリスクが大きいと思いますが、新規先に新たに条件を提示する場合には有効な場合もあると思います。ご検討の価値はあると思います。
④更に冒頭申し上げた、返済条件の緩和です。従来5年返済で返済中の長期借入金を借り換えして(出来れば借入額を増加)10年返済に借り換えするケース等はよく見られる形です。月々の支出が減ります。
⑤最後にハードルは高く、リスクも大きい方法ですが条件変更(リスケジュール)があります。金融機関からの借入金返済が困難になった際に借入条件の変更(減額)を行う事です。(延命策としてのリスケはお勧め出来ません)最終的に外科的手術が必要な場合には一考の価値はあります。但しハードルが高いので、専門家に相談する事が必要です。
この他にも経営革新計画の承認を受けて『信用保証の特例』といった優遇処置(別枠設定)を受けられた会社もありますが、新しい事業活動等の取組が必要であったり経営革新計画書の作成にも専門家のアドバイスが必要なようです。
結論です。資金繰り改善や財務体質改善のテクニック的部分は勿論重要ですが会社の根幹部分として
①経営者が会社をどうしたいのか思いの部分を明確に
①経営者が会社をどうしたいのか思いの部分を明確に
②会社の目標設定(数値目標)を明確に
③目標数値の具体的作戦(誰が、何を幾ら儲けるか)等一人一人の役割を明確に(会社の見える化)等を織り込んだ経営計画を作成する事です。
儲かる会社の3つの条件は計画性、理念、頑張りです。皆さん頑張っています。足りない部分の計画性、理念を含んだ経営計画を心血注いで作成して下さい。そしてP⇒D⇒C⇒Aのサイクルで儲かる会社作りをして下さい。資金繰りの改善にもこの形が出来ていれば信用力の向上や評価の向上により必然性があると思います。
③目標数値の具体的作戦(誰が、何を幾ら儲けるか)等一人一人の役割を明確に(会社の見える化)等を織り込んだ経営計画を作成する事です。
儲かる会社の3つの条件は計画性、理念、頑張りです。皆さん頑張っています。足りない部分の計画性、理念を含んだ経営計画を心血注いで作成して下さい。そしてP⇒D⇒C⇒Aのサイクルで儲かる会社作りをして下さい。資金繰りの改善にもこの形が出来ていれば信用力の向上や評価の向上により必然性があると思います。
そんな皆様の会社作りの補佐役にアイユートは存在します。
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プロフィール
HN:
服部 正雄
性別:
男性
自己紹介:
長年にわたる建設業での総務・経理経験を活かし、”脱どんぶり勘定”を目指す経営者様の補佐役として『株式会社アイユート』を設立し、事業に邁進する。
コンサルティングと原価プロにより、事務処理型の経理からの脱却・攻めのデータ・数値分析手法で経営改善を実現する。
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